ロクサス衣装フルセットができるまで ー靴編ー
仮装、コスプレ用に作った靴。
KINGDOM HEARTS シリーズ
ロクサスの靴を作った時の手順メモです。
※注意
製作者は 身長 約160cm 体重 約44kg です。
それ以上の重量の場合、
靴底の耐久力は保証しかねます。
ご了承くださいませ(m´・ω・`)m
ちなみにどれくらいもったかと言うと、
Dハロで2日間パーク内を歩き回って
まだ使えるなといった感じ。
つま先とかかとの底の出っ張り部分が
少し丸くなったな、くらいの擦り減りでした。
※要注意
自作靴は少し設計をミスると怪我をします。
制作者は何度かやらかしています。
足首が血まみれになったこともあります。
具体的に危ない箇所は
つま先やシュータン、足首部分など
靴と足が密着する可能性がある部分。
作る&履くときは自己責任でお願いします。
健康第一で趣味を楽しみましょう('ω'
オススメの履き方は、
長め、厚めの靴下orタイツを着用してから
靴を履く。
なるべく靴と皮膚の摩擦が起きないように
気を付けてね。
今回の作業に使用した工具類
・カッター
・カッターマット
・裁ちばさみ
・糸切りばさみ
・手縫い針(レザークラフト用)
・チャコペン
・目打ち(千枚通し)
・革細工などで使う穴あけポンチ 6mm
カッターはなるべく良い切れ味を保つため、
頻繁に刃を交換するといいです。
おススメの刃☟
自分は様々な工作で使っているので
替え刃は大容量のものを使っています☟
材料
型紙用
・新聞紙など、使わない紙
・ガムテープ or 布テープ
・厚紙 or 画用紙
本体用
・ジョイントマット 10mm厚(DAISO)
・布 紺、赤、濃いグレー、薄いグレー、白
・角カン 8個
・靴底用のジョイントマット グレー
・瞬間接着剤 速乾タイプとゼリータイプ
・ミシン糸 普通地用 60番手 布に近い色
作業の目次
☝クリックするとその工程まで飛びます
①メモ書きする、スクショを撮る
自分自身の顔の大きさに対して
靴の大きさの比率はどれくらいか?
厚みは?
底は反っているか?
色は?
質感は?等、
気づいたことは全部メモする。
☝(画像1)こんな感じ
KHキャラはリアルの人間より手足が大きめ。
そこを意識しながら比率を計算。
自分の身体にものさしを当てながら
よりゲーム画面に近づくバランス、大きさを
妄想します。
あとはスクショを撮りまくりましょう。
資料、めっちゃ大事です('ω'
正面、横、縦、斜め、裏など、
ありとあらゆる角度をシアターモードで撮る。
(私服ロクサスはKHⅢではシアターでしか観れないため)
ある程度は最初にサイズを
決め打ったほうがいいけれど、
各作業の合間に何回でも資料を見て
微調整していくのがおススメ。
工程はなんなら、
①→②→①→③→①→④→①→⑤→①→⑥→⑦→⑧→⑨
ってなるくらい
メモ、スクショを見直してます。
②型紙を作る
クロックスみたいなスリッパと
ジョイントマットを芯にして作る。
☝(画像2)内側に仕込んでる100均の100円じゃないクロックスっぽい靴
ロクサスの靴は、
モデルを見た感じ左右対称のシルエット。
靴紐(リボン?)のかけ方が違うだけっぽい。
完成サイズっぽい大きさの靴底を描く。
側面のとげを取り除いた
同サイズの底の型紙も描く。
とげを取り除いた型は
靴と靴底の間の重要なパーツ。
DAISOのPPシートを使って
両足分を写して裁断。
(画像3の青いシート)
本体に埋め込むパーツなので
大事に取り扱ってね('ω')
両足分作ったらスリッパと貼り付ける。
あとは完成形の靴のシルエット目指して
紙等を巻き付けてガムテープを貼っていく。
反りがワンポイント。
☝(画像3)左右対称なのでガムテープを半分だけ貼ったところ
原型に油性ペンで装飾、
布の境目を描き込んでいく。
切り開く前に、縫い合わせる部分に印付け。
ごっちゃにならないようにマークを変えたり、
パーツごとに名称を書いておくと
混乱しづらいです。
以前、描きこみ不足でどう縫い合わせるかわからなくなってえらい目にあいました。
今回は靴前部分に
靴底が食い込んでくるデザイン。
なのでその部分を忘れずに描きこむ。
あとはなるべくデザインに沿いつつ、
ガムテープが平らになるように切り開く。
曲線が多い靴の場合は切り込みを多めに。
よりよいシルエットになります。
ソラの靴とか、
Ⅱソラの靴とか、
Ⅲソラの靴とか、
3Dソラの靴とか
(番外編でヴェントゥス)
お好みで、画用紙などに
ガムテープを押し当てて縁取れば
より強度のある型紙に仕上げられます。
同じような形を流用できる衣装があるとき、
めっちゃ便利です。
次の作業から時短ができます。
できた型紙からどれくらいのサイズ、
どのような質感の布、金具が必要かメモ。
③材料を買う
布、金具、ジョイントマット等
材料を買ってきましょう。
メモを忘れると悲惨なので忘れずに✋
布は芯地をつければ厚みは調節できるので、
色や織り目を重視して購入しています。
今回は日暮里繊維街でちょうどよい形、
太さ、大きさの角カンに出会えて
ラッキーでした😊
靴紐(リボン?)を通す大事なパーツです。
靴底は灰色だったので
COSボードではなく
ジム用ジョイントマットを使いました☟
④裁断する
作った型紙を使って布、
土台のジョイントマットをカット。
側面と上部パーツはそれぞれ内側に刃を入れて
斜めの断面にすると
後ほど貼り合わせやすいです。
☝(画像4)靴の土台のジョイントをカット&接着したところ
厚さ10mm&表に布や合皮を貼るときは
100均ジョイントマットも十分使える
…と思っています('ω'
大きさが足りなかったので
100均瞬間接着剤で繋げながら。
接合部分は他の部分より強度が低い。
そこから裂けたり折れたり、
破損する可能性、大です。
なので、なるべく負荷のかからないところに
接合部分を持っていきます。
今回は側面の部分に持ってきました。
接合とかがめんどくさい人は
COSボード等の造形ボードを使いましょう('ω'
継ぎ目のない1つのパーツから作ったほうが
高強度だからね!
COSボードがあれば、鎧でも剣でも何でも
ほぼほぼ作れるんじゃないかと思ってる('ω'
白いライン用には
布をバイアス(斜め)に断って幅2cmくらいの
細長いパーツを作っておく。
⑤手縫い
ジョイントマットが透けないように、
黒い布を貼ってから本番布を貼る。
下地が透けない厚めの布なら省いていい工程。
☝(画像5)黒い布を貼ったところ
☝(画像6)表に出てくる本番布を貼ったところ
ぴんっと張った状態で縫いたいため、
縫い代を多めにカット。
裏面で縫い代同士を縫い合わせて
たわみを無くす。
立体的でミシンがけができないので
ひたすら手縫い。
白いラインの中に赤い靴紐の端を入れながら
縫ったりする。
☝(画像7)白いラインに入れる赤いリボンを処理しつつ手縫い
縫う順番を気をつけて考えます。
間違えるとひたすら糸を切って
縫い直す地獄が待っています。
私は何回か縫い直し地獄に落ちました('ω')
白いラインはたわまないように
伸ばしながら手縫いで処理する。
片面だけ中表にしながら縫って、
最後に布端を内側に入れ込みながら
縫い合わせる。
多分、ここが一番説明しづらい、
伝えるのが難しい工程💦
というか、実行するのもしんどい工程。
この工程で縫い針を4本くらい折った。
出来たらPPシートの底部分に
キリで穴をあけて、
側面パーツ、フェルトと縫い合わせる。
理由は靴底をより強力に貼り合わせるため。
⑥靴底裁断
ジム用の厚さ1cmの
硬いジョイントマットを使用。
靴を塗装してこすれて現場を汚してしまう…
なんてことにはしたくないので💦
塗装はしないで素材の色で。
☝(画像8)ジョイントマットから靴底を裁断、立体に貼ったところ。
靴底をカットしたら、
カシメを付けるときとかに使う
穴開けポンチを使って開ける。
このとき、
靴底は少し浮き出た立体的な形にしたいので、
厚さ0.8cmのジョイントマットも
合わせてカット&穴開け。
⑦接着
隙間をなるべく作らないように、
表側に粗が出ないように。
たっぷりのゼリー状瞬間接着剤を付けながら
立体的に貼り合わせていく。
側面のトゲみたいなごついパーツも忘れずに。
平面からそれっぽい形にカットして
貼りあわせる。
5角形みたいな感じ。
☝(画像9)側面にとげを貼りつけたところ。
合計32パーツ。
ほぼ同じ形、大きさに仕上げるのが
地味にしんどい。
ベースの底
↓
表に出てくる灰色の底
↓
靴底パーツ
の順番で
とにかく隙間ができないように貼り付ける。
白化した部分をアセトン入り除光液や
無水エタノールで拭いて整える。
本当はなるべく白化させないように
できたらいいんだけどね('ω'
⑧完成!
コツコツ作業して約1週間かかりました。
まとめ
構造を妄想しているときが
一番楽しいまである🤤
でも、そのキャラクターのシルエットっぽさが
出る衣装が完成したとき。
自分の ”好き” が表現できたとき
写真を撮ったとき。
めちゃくちゃ感動します
ぜひ仮装、コスプレの準備に
”愛” という名の ”一手間” を
加えてみてはいかがでしょうか?
今回作った靴を履いてる写真☟
皆さま、よき仮装、コスプレライフを~✋
__________★__________
服編、ウィッグ編はコチラから↓
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自分用の手順書でもあるので
随時、加筆修正をガンガンします。
この工程が分かりにくい、
もっと詳しく知りたいなどありましたら
気軽にコメントをください!
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